こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
ロマンスカーに乗ってJR根府川(ねぶかわ)駅へ行ってきました。
長男3歳8ヶ月、次男1歳10ヶ月。
根府川駅は神奈川県小田原市にあるJR東海道本線の駅で、レトロな跨線橋と広い海が見渡せる小さな駅です。
ロマンスカーで小田原へ
新宿から小田急ロマンスカーに乗って、まずは小田原駅を目指します。
小田急の新宿駅は駅内の売店が小さく、飲み物や軽食の種類も限られているので、必要なものがあれば改札に入る前に購入しておくと安心です。
展望席のないEXEαは運転席が見える
ロマンスカーには5種類の車両のタイプ(車型)があり、今回はEXEα(エクセアルファ 30000形)という車両でした。
過去にEXE(エクセ)として活躍していた車両が2017年にリニューアルされて新登場したEXEα。
シルバーの車体に赤いラインが映えてかっこいいです。
小田急のホームページに掲載されている時刻表で、どの車型がいつ運行しているかを確認することができるので、乗りたい車両が決まっている場合はそこから乗る時刻を決めるのもいいかもしれません。
ロマンスカーといえば前方の展望席のイメージが強いですが、EXEは観光と通勤どちらにも使えるように設計されているため、EXE、EXEαともに展望席がありません。
最前列は景色ではなくこんな感じで運転席が見えます。(写真に映り込みまくってしまいました)
景色より電車!な我が家の子鉄兄弟はこちらのほうが好きなようです。
オリジナル商品が充実の車内販売
車内販売ではロマンスカーオリジナルのお弁当やクッキー、グッズが売っています。
季節によっては、神奈川のご当地グルメがラインナップされていることも。
長男の希望でロマンスカーGSE(70000形)のランチボックスと、VSE(50000形)のお箸を書いました。
車内販売の様子や商品が子供向けYouTubeなどで紹介されていることが多く、長男がメニューを見る前からグッズのラインナップを把握していたのには驚きました。
座席のテーブルは木目調で落ち着いた雰囲気です。
東海道本線に乗り換えて根府川駅へ
小田原駅でロマンスカーから下車し、JR東海道本線に乗り換えて根府川駅へ。
小田原駅は大きな駅なので、駅にも駅前にもたくさんのお店があります。
電車内の時間が続くと子供たちが飽きてしまうので、ここで時間調整を兼ねて食事休憩するのもおすすめです。
駅のNewDaysはお土産も充実しています。根府川駅には近くにコンビニがないので、必要なものがあれば買っておきます。
東海道本線に揺られること7分、根府川駅に到着です。
ホームを降りるとそこは海
ホームから降りると、すぐ目の前に海が見えます。
根府川駅は関東大震災のときに地すべりが起き、ホームごと海の中に落下してしまったんだそうです。
今でもそのホームがこの海中に沈んでいて、スキューバダイビングスポットになっているとか。
そんな歴史を胸に刻みつつ海を眺めていたら、スーパービュー踊り子号と踊り子号が同時にやってきたので、子供と大興奮してしまいました。
(2020年3月13日をもってスーパービュー踊り子号は運行終了しています)
ホームから改札に渡る跨線橋はまるで映画のセットのよう。
鉄道好きの間では有名らしく、ここで撮影している方が何名かいました。
壁の白と柱のブルー、そして差し込む光がとっても素敵です
写真左上に映っている駅舎も可愛いです。ここは無人駅ですが、小さな池にお魚がいました。
「お魚の駅員さんだね」と言う長男に、子供の想像力は本当に豊かだなあ、と思いっていると、今度は池のそばにはななふしを発見して、動く木の枝にびっくりする子供たち。
旅に出るとたくさんの発見があります。
絶景が眺められる、インスタ映えの無人駅
改札の方へ移動して振り返ると・・・
こんなきれいな景色が広がっています!
空と海と跨線橋の、それぞれ色味の違ったブルーのコントラストがとてもきれいです。
この日の我が家の目的地は根府川駅からバスで約5分のところにある「ヒルトン小田原リゾート&スパ」だったのですが、この景色を見るためだけにでも来る価値のある場所だなあと思いました。
ザ・インスタ映えの駅です。
訪れて初めて知ったのですが、 根府川駅は「関東の駅百選」に認定されている駅だそうです。
こんなに素敵だと、他の99の駅も行ってみたくなります。
わたしたちはSuicaを使っているので簡易型のIC乗車券改札機を利用しましたが、乗車証明書を発行する機械も置いてありました。
子供の興味優先で行く旅の醍醐味
子供が生まれる前、わたしは駅や電車のことを意識したことがほとんどありませんでしたが、子供が電車を好きになって、自分の趣味とはまた別の視点から旅ををする…子連れ旅行の醍醐味です。
こうやって車両や駅に注目してみると普段とは違った旅が楽しめるかもしれません。
旅と子育てについてnoteに書きました。
よかったら読んでみてください。