沖縄「ザ・ブセナテラス」の食物アレルギー対応

こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
我が家の次男には食物アレルギーがあります。
アレっ子と一緒に沖縄「ザ・ブセナテラス」を利用したときの記録をまとめてみました。
長男3歳6ヶ月、次男1歳8ヶ月。

前回の記事は 3歳1歳の子連れ沖縄旅行「ザ・ブセナテラス」は赤ちゃんもOK

もくじ

アレルギー対応の特別オーダー

ザ・ブセナテラスの全てのレストランでは、特定原材料7品目を使用しない特別メニューをオーダーすることができます。
利用の1週間前までに、指定のアンケート用紙に記入して、FAXで申し込みます。

特定原材料7品目とは、小麦えびカニ落花生そば
次男は乳・卵・小麦の他に、魚卵・ゴマにアレルギーがあることと、この頃はまだコンタミも不可だったので利用できませんでした。
また、離乳食期の赤ちゃんには、有料で離乳食のサービスがあります。
こちらも特定原材料7品目に対応しているそうなので、利用する予定のある方はチェックインの7日前までに申し込みを。

ホテル、レストランへの持ち込み

特別メニューは利用できませんでしたが、指定のアンケート用紙を提出した上で、レストランへの食品の持ち込みを許可していただきました。
レストランでは、持ち込んだ食品をお店のスタッフに預けると、お皿に盛り付けて他の食事と同じタイミングで提供していただけます。
パウチや缶詰をテーブルで開けて食べるのはレストランらしくないので、他の利用客への配慮の意味もあるのだと思います。

この頃の次男は、離乳食が完了し、ベビーフードを卒業していました。
低アレルゲンの幼児向けパウチ食品、なおかつ加熱の必要がないもの…となると、頼りになるのがアンパンマンカレーシリーズ。
とはいえ、3泊4日の滞在中、ずっとアンパンマンカレーでは食事の楽しみも半減しますし、本人も飽きてしまいます。
今回は、ホテルの方と相談し、自宅で作った炊き込みご飯やおやきなどをクール宅急便でホテルに送りました。
送った食品は、ホテルの冷凍庫で保管していただきます。
使いたい時にバトラーに連絡し、加熱したものをルームサービスとして提供してもらう仕組みです。
宿泊客が自由に使える電子レンジなどの加熱機器がないので、必要があればバトラーに相談してみてください。

食品を買えるお店はある?

ホテルのコンビニエンスストアは、おつまみやお土産などが多く、次男が安心して食べられそうなものは見当たりませんでした。
ホテル外では、車で2〜3分の場所にローソンがあります。
徒歩でも15分ほどなので、お散歩がてら歩いてみてもいいかもしれません。

利用したレストラン、カフェ

今回の滞在で利用したレストラン、カフェをまとめてみました。

カフェテラス「ラ・ティーダ」

朝食はこのカフェテラス「ラ・ティーダ」でのビュッフェか、和食レストラン「真南風」の和定食から選ぶことができます。
定食だと次男が食べられるものがないかもしれないことと、添い寝で宿泊の子供は朝食ビュッフェを無料で一緒に利用することができるとのことだったので、3日ともこちらを利用しました。
白飯と納豆、ミニトマト、コーン、バナナがあればほぼ普段通りの朝食です。

朝食ビュッフェの時間帯以外は、アラカルトメニューでのお食事を楽しめます。

和食レストラン「真南風」

ホテル棟の2階にある和食レストラン「真南風」では、沖縄料理や懐石料理が楽しめます。
客室からも近く、早めの時間帯はお店も空いていて、子連れでもゆったりと食事ができました。

長男には、子供用のおうどんを注文。
懐石料理など大人向けの料理は、幼児の口に合わないこともあるので、子供向けのシンプルなメニューがあると助かります。

次男の食事は、ご飯以外全て持ち込みの食品です。

チャイニーズダイニング「琉華菜苑」

海を眺めながら中華料理を楽しめるレストラン「琉華菜苑」。
わたしたちが案内された席は、周りが全員子連れの家族でした。
おそらく、家族連れゾーンと大人向けゾーンに分けて席を案内しているようです。
周りも子連れだと思うと、少し気が楽ですね。

予約の際、冷凍庫で保管してもらっている持ち込み品をこちらで一緒に食べられるように頼んでおきました。
他の家族と同じタイミングで、次男も温かい食事を食べられました。

長男はアラカルトでラーメンを注文。

イタリアンレストラン「チュララ」

レストラン「チュララ」は、子連れでも利用できるカジュアルなトラットリアです。
コースはお手頃な5,000円〜、ピザやパスタなどのアラカルトメニューも。

この日はちょうど夫の誕生日だったので、写真を撮っていただきました。
次男は持ち込みのカレーとおやきを。

プールサイドカフェ「ベランダ」

2階のプールサイドにあるカフェ、「ベランダ」。
プールで遊んだ後は、大人はトロピカルカクテルを、長男はブルーシールアイスを。
アレルギーがあることをお伝えし、次男は持ち込みのパックジュースを飲みます。

リビングルーム「マロード」

今回利用したプランには、ティーラウンジでお茶とケーキをいただける特典がついていました。
どうしてもアレっ子が食べるメニューがないお店で食べたい時は、本人が眠っている隙に。
旅先では、なかなかお昼寝をしなかったり、時間がずれてしまうこともあるので、運です…。

託児を利用して大人時間を

ホテルには、託児施設「キッズクラブ」があります。
アレルギーっ子の食事を済ませてから、子供を預け、大人だけで好きなものを食べる日があってもいいですね。
利用は有料で、前日までの予約が必要です。

自宅負荷をしている場合、旅先ではどうする?

次男は現在、アレルギーがある食材を自宅で少しずつ摂取する自宅負荷(経口免疫療法)を続けています。
旅先で症状が出てしまうと、知らない土地で病院にかからなければいけなくなるので、旅行の間はお休みにしています。
アレルギーの症状や状態は子によって違うので、旅行の前には主治医に相談を。

アレルギー症状が出てしまったら

ホテルから車で約20分のところに「沖縄県立北部病院」があります。
我が家では、ホテルの予約時に必ず最寄りの医療機関を確認しています。
食事の利用に関わらず、ホテルにはアレルギーがあることを事前に伝えておくと緊急時にスムーズです。
診療時間外だと救急にかかることになってしまうので、夕食の時間帯は特に、持ち込み品以外は食べさせないようにしています。
急な症状が出た場合は、すぐに救急車を。

おわりに

どうしても食事面でハードルが高くなってしまう、アレっ子連れ旅行。
準備は大変ですが、旅行の食事の楽しみは、食べ物や味だけではありません。
いつもとは違う環境で、家族で一緒に過ごし、食事の時間が楽しかったと感じてもらえるといいなあと思っています。

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