こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
前回の記事【子連れ旅】湯河原の温泉旅館「ふきや」で感激のおもてなし 1 の続きです。
予約不要でいつでも入れる貸切風呂が2つ
夕食まではお部屋でゆっくり…と思っていたのですが、子供達が「おふろいきたい!」というので露天風呂へ。
この宿には前回の記事に書いた予約制の露天風呂以外に、2つの貸切露天風呂があります。
どちらも他の人が使っていなければいつでも入ることができます。
エレベーターで屋上へ。
手前のお風呂が空いていたので入ってみました。
先ほどのお風呂よりも広く、眺めも良くて気持ちいい!
翌朝にはもう一つの露天風呂にも入りました。
雰囲気は似ていますが、お湯の温度が片方は42度、もう一つが40度に設定されているとのこと。
寒い日だったので熱すぎずちょうどよかったです。
館内には北欧デザインの素敵な椅子がいっぱい
お風呂から上がっても時間があったので、館内を散策してみました。
館内のあらゆるところに素敵な椅子が。
数寄屋造りの日本旅館と北欧デザインの椅子が不思議なほどマッチしていて落ち着きます。
自由に使えるマッサージチェアのコーナーもありました。
いよいよお食事の時間
お部屋に戻るといよいよお食事の準備です。
子供用の椅子をお持ちいただけました。これがまた可愛い。
今回、大人は座椅子でしたが、食事時間が2時間前後と長くなるため、テーブルと椅子に変更することも可能だそうです。
これからお食事!というタイミングになって、普段からお昼寝をしない長男、お昼寝をほとんどしなかった次男が妙にハイテンションに。
はしゃいでいる子供達に注意はするものの、全く効果なく…
子供たち、そして私たちへの最高のおもてなし
これじゃ食事もゆっくりできないな、と思っていると、宿の方から「もしよろしければFireTVをお使いになりますか?」との提案が!
まさかそんなご提案を頂けると思わなかったので、一瞬聞き間違いかとさえ思いました。
旅館の設備として、公式に用意しているものではないと思います。
臨機応変に対応してくださるそのおもてなしの気持ちがとても嬉しかったです。
そして、お子さんがいる方ならお分かりかと思いますが…心から助かりました!
テレビをつけながら食事なんて、と思われる方もいるかもしれません。
でもこれは大人も子供も楽しむための旅行。
リラックスして羽を伸ばすための温泉旅館。
こんな時くらいは…!
お食事を運んできてくださる際も、子供達を常に気にかけて相手をしてくださり、子供達が飽きないように工夫していただけたおかげで、私たちもゆっくりと食事を楽しむことができました。
子供が喜ぶ唐揚げセット
大人のお食事のレポは沢山の方がブログで紹介されているので省略します(食べ物の写真が壊滅的に下手)
子供用の食事はエビフライか唐揚げが選べました。
長男が少食で残したものを大人が食べることになったのですが、大人の食事のほうにも唐揚げに似たお料理があったので、子供が残して大人が食べる前提ならエビフライにするのもいいかも。
お食事のメニューは季節によって違うので気になる方は確認してみてください。
厚みのあるお布団で子供も腰も楽
食事の後はすぐにお布団を敷いていただいて子供たちの寝かしつけ。
厚いマットのお布団です。
ベッドの高さだと子供の落下が心配になってしまいますが、このくらいの高さだと万一落ちても大丈夫、しかも畳なので安心して眠れます。
シーツは二組のお布団の隙間をカバーするように敷かれていたので、真ん中で寝た子供達はおそらく隙間に気付いてもいなかったと思います。
小さな枕も可愛い。
わたしは腰痛持ちで寝具によっては起きた時にグキッとなってしまったりするのですが、目覚めた時にとても身体が軽かったです。
朝食もお部屋で、コーヒーサービスも
翌朝は食事の前にラウンジでコーヒーといただくことができるとのことでしたが、温泉に行きたかったのでラウンジには行かず。
朝食の際にコーヒーをいただきました。
子供たちは普段から朝食は少ししか食べないので、子供用の食事は注文せずに大人のとり分けに。
それでも満足なボリュームです。
手書きのバースデーカード
お誕生月の方には写真を撮って渡しているとのことで、今回わたしの誕生日だった我が家も夕食の際に撮影していただいていたのですが…
手書きのバースデーカード!
こんなに立派なバースデーカードをもらったのは人生で初めてかもしれません。
プランに入っているお土産と、予想外のお土産
レイトチェックアウトのプランなので11時にチェックアウトを済ませ、呼んでいただいたタクシーに乗って宿を後に…する際に、なんと、子供にお土産まで!
自宅に帰ってきてから開けてみると、お顔のついたスプーン&フォークでした。
我が家は旅先で食べ物以外のお土産を買うことが少ないのですが、このスプーンでおやつを食べながら「おんせんたのしかったよねー」と話している長男を見ると、こういう形に残るお土産も素敵だなあと思いました。
子連れでも行ける日本旅館、感激のおもてなし
最初から最後まで最高のおもてなしをしてくださったふきやのみなさん。
「ファミリー向け」な訳でも「子連れ歓迎」を特徴にしている訳でもないお宿で、ここまでサービスをしていただけるとは思いませんでした。
今回は家族で利用しましたが、カップルでも社員旅行でも、こうやって最高のおもてなしをされているんだろうなあ…と感じたので、また子連れでも、そしていつか子供の手が離れた時に夫婦だけでも行ってみたいです。