ユナイテッド航空で成田からグアムへ!子供の座席や機内食、ベビーカーはどうする?【子連れ旅行】

こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
ユナイテッド航空でグアムに行ってきました。
長男4歳0ヶ月、次男2歳2ヶ月。
今回は、成田空港を21時20分に出発し、翌1時50分にグアム国際空港へ到着する夜の便を利用しました。
グアムと日本は1時間の時差があるので、日本時間だと0時50分着、3時間半のフライトです。
沖縄旅行で国内線の飛行機には乗ったことがありますが、子供たちは初の国際線です。

もくじ

成田エクスプレスNEXで成田空港第1ターミナルへ

都内から成田エクスプレスNEXに乗り、成田空港(成田第1ターミナル)駅へ。
ひとつ手前の駅が空港第2ビル(成田第2・第3ターミナル)と少し紛らわしいので、利用する航空会社のターミナルを確認し、降り間違えないように注意します。
空港内にはカートに乗せた荷物ごと乗れるエスカレーターも多くありますが、子供を乗せたままのベビーカーは乗ることができないので、わたしたちはエレベーターを利用しました。

まずは出発ロビーでWi-Fiルーターをレンタル

ユナイテッド航空のチェックインカウンターは第1ターミナル 南ウイングの4階出発ロビーにあります。
事前に予約していたレンタルWi-Fiルーターを受け取ってから飛行機のチェックインへ。
今回はJ WiFi&MobileグローバルWiFiを利用しました。
レンタルWi-Fiは申し込みするサイトによって様々なキャンペーンが行われいるので、うまく利用すると4日間で1000円以下で借りられる場合もあります。
受託(=預け入れ)手荷物を預ける前に受け取れば、ルーター本体以外の箱や説明書などをスーツケースに入れて預けられるので邪魔になりません。

セルフでチェックイン、ベビーカーは有人カウンターで手続き

チェックインはセルフサービスの自動チェックイン機で行います。
氏名や便名を入力し、パスポートをスキャンして搭乗券の印刷と受託手荷物のタグを発行します。
慣れていないと操作に時間がかかりますが、慣れている人ならパパッと進められるので、少しでも不安なことがあれば近くのスタッフに声をかけて案内をしてもらった方が楽ちんです。
(混んでいる時間帯は尚更他の人にも迷惑がかかってしまうので、空港スタッフを頼りましょう)

発行したタグを手荷物に付けて、カウンターで預けます。
通常ならチェックイン機で全ての荷物のタグを発行しますが、子連れの場合、預け入れ可能な受託手荷物の個数とは別に、ベビーカーを無料で預かってもらえます。
搭乗口で預けることができるので、スーツケースなどの荷物を預けた後も飛行機に乗るぎりぎり前まで使用することができて便利です。
この手続きはチェックイン機ではできないので、他の手荷物を預ける際に一緒にカウンターで手続きをしてタグの控えをもらいます。

機内持ち込み不可のもの、液体類はジップロックに

夕食を取ってから出発口へ。
ここで保安検査(セキュリティチェック)があるので、ライターや刃物などの危険物を持っていないか今一度しっかり確認します。
わたしは過去に、爪研ぎの付きのツメ切りや、眉毛バサミ、ライターを持っていることをすっかり忘れて保安検査に進んでしまい、その場で捨てたことも。
飛行機内に持ち込める液体類にも制限があります。
国内線とは違い、国際線ではペットボトルの飲み物は未開封でも持ち込みNG、ハンドクリームやヨーグルトなども液体に分類されます。

持ち込みたい液体類(化粧水や歯磨き粉など)があれば、上の写真のように、容量1リットル以下のジップロックに、1つのアイテムが100mlを超えないようにして入れます。
ジッパー付きの透明のプラスチックバッグならなんでもいいのですが、飛行機の中では気圧の関係で液体が漏れてしまうことがあり、しっかり閉じるジップロックなら他の荷物を汚すことがないので、わたしはジップロックを愛用しています。
大きさはどの種類のジップロックでもMサイズがちょうどいいです。
ここで、持ち込みNGの物を持っていたからと言って飛行機に乗れなくなる、なんてことはありませんが、思いがけず破棄することになったり、検査場で時間をロスすることになるので、あらかじめ分けて置いた方が安心です。

グアムに持ち込みが禁止されているもの

危険物や液体とは別に、関税からグアムへの持ち込みが禁止されているものがあります。

■泥のついたものや葉や根のついた野菜、果物、植物
■肉製品全て(生肉/加工品/エキス等の調味料も含む)
■卵/乳製品 ただし、粉ミルクのみ未開封のものであれば例外的に認められています。

引用:グアムへの入国|グアム政府観光局 

以上のものは、機内持ち込み、預け入れにかかわらず持ち込むことができません。
我が家が旅行のときに毎回持っていっているアンパンマンカレーも鶏肉が使用されているのでNG。
お肉の原型がなくても、原材料にチキンエキスやポークエキスなどの表示があるものは全て禁止されているので注意が必要です。

トイレや買い物を済ませて搭乗口へ

搭乗開始までの間にトイレを済ませ、必要なら売店で飲み物や軽食を購入します。
保安検査通過後に購入した飲み物は飛行機内に持ち込むことができるのでご安心を。
機内でも飲み物や機内食のサービスがありますが、離陸して機体が安定してからの提供になるので、特に子供用には買っておくことをおすすめします。
オムツ替えは機内でもできますが、空港の方が交換台も広く楽に交換できるので、時間が許す限りオムツ替えをしてから搭乗したほうが楽だと思います。

待ち時間は待合スペースで発着する飛行機を眺めたり、搭乗口付近をお散歩したり。
夜の飛行場はライトが光って綺麗です。
搭乗開始のアナウンスが聞こえたら搭乗口へ。
チケットの確認をしてもらってゲートを通過したら、ここでベビーカーを畳んで預けます。

機内での過ごしかた

エコノミークラスなので、前の座席との間隔は狭めです。
このとき次男が2歳を過ぎたため座席が必要になり、親子4人に対して4席。
子供たちがまだ小さいおかげで、わたしたちも横幅は広々です。

時差のある国へ行くとき、わたしはいつも飛行機が離陸したらすぐに時計を現地時間に合わせるようにしています。
到着時間は現地時間で表示されている場合が多いのと、なるべく早めに到着先の時間に慣れておくことで現地に着いてからの混乱を少なくすることができます。

はじめはキャーキャー言っていた子供たちでしたが、普段は寝ている時間。
さすがに眠くなってきたようで、だんだん不機嫌に、ひと通りわがままを言い終えると眠ってしまいました。
長男は大人と同じように座った体勢のままわたしに寄り掛かっての仮眠。
次男は座席をベッドがわりに普段と同じ体勢で就寝…小さいってすごいですね。

機内では気圧の関係で袋や容器に入った液体類が飛び出すことがあります。
子連れの場合、特に注意が必要なのはストローマグ。
離陸後から耳抜きのためにちょこちょこ水分を飲ませるようにしていますが、カバーを開けっぱなしにしておくとストローからどんどん水が上がってきて濡れてしまいます。
閉じていても、子供がカバーを開けた瞬間にストローからお水がピューッ!なんてこともあるので、飲む前に1度確認してあげると被害が少なくて済むかもしれません。

機内食の特別リクエスト

次男は重度の乳卵小麦アレルギーです。
機内食について事前に問い合わせたところ、ユナイテッド航空の機内食にはアレルギー対応食がないそう。
機内で提供したもので万が一のことがあったら命に関わるので、慎重な対応だと感じました。
アレルギーが重い場合は、機内の客室乗務員にお伝えすれば、周りのお客さんにアナウンスしていただくこともできるとのことでした。
今回は長男にチャイルドミールを、次男にグルテンフリーミールをリクエスト。

長男のチャイルドミールには座席番号と名前が書かれたメモがついています。
グルテンフリーミールには乳製品や卵が使用されているので次男が食べられる保証はないのですが、通常の機内食と別のものを頼んで品数が増えれば、その中に次男でも食べられるものがある確率が上がる、と考えて通常とは違うものをリクエストしました。
通常食にはサラダが入っていましたが、グルテンフリーのほうは生野菜になっていて、次男はトマトが食べられたので変更した甲斐がありました。
ちなみに、飛行機のおつまみと言ったらピーナッツというイメージがある方もいるかもしれませんが、現在ユナイテッド航空ではピーナッツの提供はしていないそう。
ピーナッツアレルギーは重症の方が多いので安心な試みですね。
(我が家の長男もピーナッツアレルギーです)

夜遅い出発だと子連れにはつらい!

ほぼ定刻通りの着陸で、グアム国際空港に着いたのは現地時間で深夜2時前。
飛行機を降りると、ドアのところですぐにベビーカーを受け取ることができました。

夜中だったせいか、入国審査が思ったよりも混んでいて、飛行機の中で寝てしまった子供たちは目が冴えて大はしゃぎ。
このときは2人乗りベビーカーを使用していたので、2人ともベビーカーに座らせていましたが、この長蛇の列を幼児と並ぶのはなかなか根気がいります。
グアムの入国に電子渡航認証システム(ESTA)は必須ではありませんが、ESTAを利用すればこでの時間が大幅に短縮されるので、次回は申請しようと思っています。
最終的に1時間半ほどかかり、入国審査自体はスムーズに通過することができました。

空港からホテルへは送迎の車で10分程度。
ホテルのチェックインなどを全て終えてお部屋に着いたのは朝の4時です。
同行したメンバーの都合と、子供たちが機内で寝てくれたら、という期待を込めてこの時間の便に決めたのですが、正直、子連れグアムで夜中の便はおすすめできません。
旅行先でも子育ては24時間体力勝負ですから、睡眠時間が短すぎて、到着初日の体力がキツかったです。

復路はタモン市内のDFSでチェックイン

今回宿泊したホテルはグアムの中心地タモン地区にあるDusit Thani(デュシタニ・グアム・リゾート)です。
便利だったのは、ホテル前の大通りにあるDFS「Tギャラリア」で復路の飛行機のチェックインと手荷物の預け入れができたこと。
ユナイテッド航空の有人カウンターがあるので、往路と同じようにベビーカーのタグを発行してもらえば、ベビーカーだけは他の荷物を預けた後も搭乗口まで使用することができます。

早めにチェックインすれば、スーツケースなどの大きい荷物を預けた後、街中で身軽に買い物や食事を楽しめます。

シャトルバスで空港へ

空港へは「Tギャラリア」から出ているシャトルバスで向います。
小さい空港なので保安検査のゲートが少なく、通過するのに30分くらいかかりました。
お土産を買ってから搭乗口で飛行機を待ちます。
この日は搭乗時間が遅れていて、飽きてしまう子供たち。
こういう時、ベビーカーが空港内でも使えるのはとてもありがたいです。

予定時刻より30分遅れで出発

帰りの飛行機は17時10分グアム国際空港発、19時55分成田空港着の便です。
もともとお昼寝をしないタイプの長男ですが、それでもさすがに早起きして朝から海やプールで遊んだので寝るだろうと期待していたけれど…まあ寝ないこと!
アイルシートを4人並びで予約していたのですが、飽きてしまった長男のためにフライトアテンダントさんのお気遣いで夫と長男は窓側の席に移動させていただきました。
帰りの機内食はライスがありました。

着陸してバスで帰宅の途に

出発は遅れましたが、途中で巻き返したのか定刻通り着陸しました。
入国審査は日本国籍を持っている人とそれ以外に列が分かれているので、日本国籍の列に並べばすんなりゲートを通過できます。
成田空港はたくさんの飛行機が行き交う大きな空港なので、場合によっては預け入れたスーツケースのピックアップに意外と時間がかかることも。
関税と検疫の書類の提出したら到着ロビーへ、レンタルしていたWi-Fiルーターを返却します。
飛行機を降りてからここまでに1時間以上かかりました。
想定外のところで時間をロスすることもあるので、空港からのバスや電車などは余裕を持って予約しておくのがおすすめです。
我が家は事前に予約はせずに、到着ロビーにあるリムジンバスのカウンターで予約をしてその場で次のバスに乗ることができました。

子連れ旅行で最適な移動の時間帯は子それぞれ

バスに乗ったのが21時前。
バスの中で眠った長男はバスから降りてベビーカーに乗せても起きず、帰宅してそのままベッドへ移動させても起きず、朝起きたときにパジャマに着替えないで寝てしまったことに自分でびっくりしていました。
ひと通りはしゃいで、帰りに疲れて眠ってしまうタイプの子供を連れて移動するならこの時間帯がおすすめです。
次男は普段通りに午後にお昼寝をしたので、家についてから普段通りマイペースにパジャマに着替えて眠りました。
子連れ旅行の移動時間やプランは子供によって本当にさまざまですね。

ユナイテッド航空を利用したのは初めてでしたが、日本語を話せるスタッフも多く、日本の航空会社と変わらない感覚で利用できました。
機長の操縦が良かったのか気流が安定していたのか、離着陸、飛行中共に揺れをほどんど感じなかったので、子供たちも快適な空の旅を楽しめたようです。

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