原宿「ついぶ東京工房」で結婚指輪を手作り

こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
昨日、5月15日はわたしたち夫婦の結婚記念日でした。
まだまだ新婚のつもりでいましたが、もう6年目になるですね…!
子供が2人生まれ、猫が1匹亡くなり、2匹増えて今は3匹。
もう5年も前のことになりますが、結婚指輪を「ついぶ東京工房」で手作りしたときのことについてまとめてみました。

もくじ

ついぶ東京工房って?

東京・原宿にある、金属アクセサリーの手作りを体験できる工房です。
東京以外には、京都、名古屋、川越にも系列店があります。
K18やプラチナ、ワックスデザインのアクセサリーを、お店のスタッフと一緒に手作りすることができます。

結婚指輪は手作りしたい!

結婚するにあたって、わたしの唯一の希望は、結婚指輪を手作りすることでした。
指輪を手作りできる工房はそんなに多くないので、都内、もしくは都内から行きやすい場所に絞って検討し、最終的に決めたのがこの「ついぶ東京工房」。
作品ギャラリーを見て、デザインや素材を悩みに悩むこと数ヶ月。
わたしはピンクゴールドの槌目模様の指輪を、アクセサリーに興味がない夫は、わたしの名前が入っていればデザインはなんでもいい、とのことだったので、プラチナの槌目模様の指輪を作ることにしました。

いよいよ、予約当日

工房は表参道から少し入ったビルにありました。
原宿の真ん中にありながら、隠れ家のようなアトリエです。
お店の方に案内されて申し込み票に記入をします。
デザインはもともと決めていた…はずでしたが、実際サンプルを見せてもらっているうちに、夫は「これがいい」とシンプルな甲丸のデザインに変更しました。

指輪づくりスタート

結婚指輪ということで、わたしが夫の、夫がわたしの指輪を手作りします。
まず指の太さを測り、お店のスタッフが材料の金属をカットして準備してくれます。
こんな感じの、ただの棒のような、針金のような。

わたしたちが利用したのは、「シンプルリングコース」。
料金は、基本料金20,000円+金属の重さに応じた材料費です。
(つまり指が細ければ細いほど安く済むという…)
オプションで石留めやミル打ち、手彫りなどの加工のサービスもあります。

まだ指輪の影も形もない材料の金属片を、バーナーで熱してからペンチで円形になるように曲げていきます。
かなりの力技。
プラチナよりもピンクゴールドの方が硬く、かつ、わたしの方が指が細いので、この工程で夫はとても苦労していました。

ちょっと曲げるだけでも、ずいぶん指輪らしくなりますね。
それでもまだ、ジュエリーというよりは、何かのパーツ?金具かな?という印象です。

お店の方のサポートで、棒の両端がぴったりと繋がり、指輪の形に。

少し開いた継ぎ目の部分に別の金属片を乗せて、バーナーで熱すると、ジュワッと金属片が溶けて、継ぎ目がくっつきました。

指のサイズに合うようにひたすらカナズチでトンカン叩きます。
小さいものは叩いて伸ばせますが、一度伸ばしてしまうと小さくするのは難しいそう。
手加減に緊張しながらも、汗をかくほどに叩いたのを覚えています。
形が完成したら、やすりを使って今度はひたすらに磨いていきます。

どのくらい磨いたでしょうか、ピッピカになったら完成です。
わたしのリングは槌目模様なのですが、夫がかなり一生懸命磨いてくれたおかげで、この写真だと凹凸がほとんど見えません。

指輪の受け取り

石留めや文字入れなどのオプションを利用しない場合は、当日にそのまま持ち帰ることができます。
わたしたち夫婦は、内側に名前を刻印したので、後日の受け取りに。
わたしのリングだけ、ピンクトルマリンとアメジストを埋め込む加工もお願いしました。
時期にもよるそうですが、わたしたちが利用した時は、2週間程度で受け取ることができました。
※わたしが撮った写真はあまりにもピントが合っていなかったので、ついぶ東京工房のインスタグラムに掲載されていたわたしたちのリングの画像をお借りしています。

おわりに

こちらの工房では、婚約指輪、エンゲージリングとして、ダイヤモンド付きのリングを制作することもできます。
手作りの婚約指輪でプロポーズ、なんてロマンチックですね。

ちなみに、うちの夫は結婚3年目の時点ですでに紛失しています!
同じリングは2度と購入できないので、その点は注意してください。

夫には話していませんが、結婚10年目になったらまた指輪を手作りしたいな〜と密かに思っています。
その頃には子供たちの手も少しは離れているので、わたし1人で作って夫にプレゼントするのもいいかも…。
ブランドもののアクセサリーは当然素敵ですが、こうやって思い出を残せる手作りの指輪も、また味わいがあっていいものです。
シルバーリングやスリムリングなど、1本5,000円〜制作できるコースもあるので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

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