こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
赤ちゃんに引き出しやキャビネットを開けられてしまい、中身が散乱した光景を目にしてクラッとした経験があるママやパパもいるのではないでしょうか。
赤ちゃんのいたずらは防止したいけれど、インテリアも諦めたくない…そんなお家にぴったりな、マグネットキー式の安全ロックについてまとめてみました。
一般的な安全ロックの弱点

安全対策の定番として100均などでも手に入れることができる安全ロック。
手軽にキャビネットや引き出しをロックをすることができる反面、見過ごせない弱点も。
デザインが決まっている
赤ちゃんが動きはじめてから、ロックが不要になるまで数ヶ月、いや数年。
家族の好みによっては、ずっと貼っておきたいと思えるデザインではないこともあります。
ロック自体が目立つ
キャラクターがついた可愛いロックも売られていますが、好奇心旺盛な赤ちゃんにとっては、獲物の場所を知らされているようなもの。
可愛い方がいい、とは限りません。
赤ちゃんに攻略されてしまう
学習能力が高い赤ちゃんは試行錯誤しているうちに開け方を覚えてしまうことも。
こうなってしまうともうお手上げです。
マグネットキー安全ロックって?
お家を新築したばかり、これから何十年と使っていくキッチンや洗面台に粘着テープを貼ってしまうのは気が引けるし、せっかくこだわった空間にこのロックを貼り付けるの…?とネットであれこれ探しているうちに出会ったのが、マグネットキーを使った安全ロック。
百聞は一見に如かず、文字で説明するよりも、動画の方が伝わりやすいので撮ってみました。
キャビネットの内部に取り付けたパーツを、扉の外側から磁石の力で操作して、ロックを解除する仕組みです。
わたしが購入したものは「安全磁気キャビネットロック」という商品名でした。
マグネットキーロックのメリット

ロックが見えない
ロック本体は扉の裏側に設置するので、目立たないどころか、見えません。
目の前にあるもの全てに興味を持つ赤ちゃんにとって、「見えない」ことは、インテリアを損なわないだけでなく、安全面でも有利です。
キーがなければ開けられない
キーとなるマグネットがない限り、大人でも開けることができません。
仮に赤ちゃんがロックの仕組みに気付いてしまったとしても、マグネットキーさえ手の届かないところに置いておけば安心です。
コスパがいい
マグネットキーが2つとロック本体が10組、予備の両面テープが6枚ずつ入って1500円ほどでした。
100均アイテムを何度も買い直したり、家具を交換するよりも経済的です。
※わたしが購入したAmazonのショップでは現在在庫切れになっていますが、「安全磁気キャビネットロック」で検索すると同じ商品や似た商品を見つけることができます。
マグネットキーロックのデメリット
このロックの唯一のデメリットは、説明がとにかく分かりづらいこと。
マグネットキー式で、かつ外側から見えないタイプのロックは、日本製のものがないようです。
どの商品も、販売ページには自動翻訳されたと思われるヘンテコな日本語で説明が書かれています。
購入前は本当に使えるものが届くのか不安でした。
取り付け

扉を開いた状態でキャビネット内部の高さを確認し、ロック本体と留め具がしっかり噛み合う位置に貼り付けるだけです。
商品によっては、ぴったりな位置に取り付けるための補助器具がセットになっているものもあります。
高ささえあっていればどこに付けても大丈夫ですが、扉を閉めるとロックの位置が見えなくなってしまうので、端や取っ手の上下など、大人が覚えやすい位置にしておきましょう。
使用方法
ロックをするには、普段通り扉や引き出しを閉めるだけ。
開けるときは、マグネットキーを扉越しにロック本体へかざしながら開けます。
子供がいない時間や、ロックを一時的に使用したくない場合は、本体の下側にあるツマミを上げるとロックがかからなくなります。
マグネットキーの管理に注意
マグネットキーは2つ入りですが、これを失くしたら扉が開けられなってしまうので要注意。
かなり強い磁石なので、ホーローや鉄板などに近づけると勢いよく張り付くことがあります。同じように内側にロックを設置する商品で、マグネットキーを使用しないものも販売されています。
扉や引き出しをほんの少しだけ開け、隙間からボタンを押してロックを解除する仕組みで、わたしは指挟みが心配だったのでマグネットキー式のものを選びました。
おわりに
赤ちゃんのいたずら=興味は人それぞれです。
我が家の上の子は4歳になった今も扉を見れば開けたがりますが、2歳の下の子はそうでもないようです。
赤ちゃんと家族の性格に合った対策をして、いたずら期を乗り越えましょう。